ホームページの全体像 
                              World Wide Web の仕組み
                                WWWサーバーとクライアントで使用のソフト
                                   ホームページは HTMLでできている
                                   プラグインによりブラウザ機能を拡張
                                   「ホームページ」の持つ意味を知る
                                   ホームページを 公開する仕組

  World Wide Web の仕組み  

■World Wide Webとは : 略してWWWまたはWebと言う。世界中に蜘蛛の巣のように広がる コンピュータ
                  ネットワークを利用した情報提供システムのことです。
   W3Cによって管理・・・・・HTML ・ URL ・ HTTPの3つの基本技術の標準化をしている

■WWWの基本技術    : 世界中の誰でもが見られるようにするため、共通の約束事が3つあります。

    HTML (内容記述) ・・・Hypertext Markup Languageという言語で記述。 文字だけが規則になって
                   おり ホームページを見るソフト(ブラウザ)で見ることが出来ます。
    URL  (場所指定) ・・・ホームページのデータはWWWサーバーと呼ばれるコンピュータに置かれます。
                   ホームページを見るにはそのデータのある場所を示す URLを指定します。
                   URL(Uniform Resource Locator)の先頭には「http://」を必ずつけます。
    HTTP (転送規則) ・・・ Hypertext Transfer Protocolという データをやりとりする通信の定まりごと。
                   ハイパーテキストをブラウザから送るための技術です。


  WWWサーバーとクライアントで使用のソフト  

■サーバーとクライアント : ホームページはサーバーと呼ばれるコンピュータに置かれています。 これに対し
                  見る側のコンピュータのことを クライアントと言います。
■クライアントのソフト   : クライアントには、基本ソフト(OS:Operating System)があって、ホームページを
                  見るソフトブラウザが使用されます。 ブラウザの種類は、MicroSoftのExplorer
                  か NetscapeのNavigatorが使用されています。
■サーバーの管理ソフト  : サーバーのコンピュータを管理する 基本ソフトは ホーがム
                  ページを見るだけであれば その種類について気にする必要はないが、自分で
                  ホームページを作るとなると、関係してきます。
■サーバーOSはUNIX  : 一般にサーバーOSとして、使用されているものは UNIX、WinNT、Win2000など
                  であるが、UNIXを採用しているサーバーが多い。 UNIXの影響が多々出ます。
■UNIXのバージョン   : UNIXは発展過程において、様々な拡張が行われたため、多くのバージョンがある。
                  AIX(IBM)・Solaris(Sun)・DIGITAL(Compac)・HP−UX(HP)などが認定品。
                  また、UNIX互換のOSとして、Linux、FreeBSDがあります。
■サーバーの一般的OS : UNIXで広く使用されているWWWサーバー用ソフトは、Apache(アパッチ)です。
                  Apacheはフリーウェアなので無料で入手できます。
      (WindowsNT、Windows2000はサーバー用ソフトIIS・・InternetInformationServerを使用します)


  ホームページは HTMLでできている 

■HTMLとは        : Hyper Text・・・リンクという機能を使い、個々のファイル同士を結び付けできる文書
                 Markup Language・・・文書に文書スタイルのマークを付けて 表示形式を指定します
■ハイパーテキスト機能 : ホームページは 画像など様々なファイルを組み合わせ、カラフルに作り上げられます。
                 HTMLは文字記述であり 音声、画像などは そのファイルにリンクして表示できます。
                      リンクファイルの種類とその拡張子                   
ファイルの種類  拡張子
 HTML文書  .htm または .html  
 画像  .gif .jpg .png .bmp など 
 音声  .mid .mp3 など
 プログラム  .cgi .java など
■マークアップ機能    : タグという記号を使用する。 例えば段落を示す場合・・・<P></P>と記述します。
                 ほかにも SGML(構造化文書記述の国際標準規格)
                       XML (SGMから発展したもの)   などのマークアップ言語があります。


  プラグインによりブラウザ機能を拡張 

■ブラウザの機能拡張 : HTML言語を使用して ホームページを作成するが、プラグインという専用のソフトを
                組み込むことによって ブラウザにない機能を実現することもできる。 組み込んだソフト
                は ブラウザと一体化し、ブラウザの機能の一部として動作します。
                既存のプログラムに 組込んで使うプログラムのことを プラグイン(ソフト)という
■追加できる各種技術 : アニメーション・動画などで 代表的なものを下記します。
                  音声・動画の再生・・・Shockwave(マクロメディア社) QuickTime(アップル)
                            RealPlayer(リアルネットワークス) AcrobatReader(アドビ)
                   ブラウザの中に プラグインのリンクが設定されているのが、一般的です。
■MicroSoft・ActiveX : Micro Soft社のExplorerでは、これらの機能拡張は、Active Xの一部と位置づけられ
                ており、プラグインとは呼ばない。
■ヘルパーアプリケーション : ブラウザに対応していないプログラムで開いているものをヘルパーアプリケーションと
                呼びます。 プラグインとは異なり、ブラウザとは完全に独立して その機能を実行します。


  「ホームページ」の持つ意味を知る 

■ホームページの意味 : ホームページという言葉は 一般的意味 と 技術的な正しい意味に 差があります。一般的
                にホームページとは 「ブラウザに表示される無数の情報」とされるが正しくは下記です。
■Webページ      : 上記のように 文字だけでなく 画像・音などの様々な素材を表示するものを Webページ
                または WWWページというろのが正しい呼び方です。
■ホームページ     : 正しくは インターネットに接続し、ブラウザで最初に表示されるページのことを言います。
                トップページ・スターとページと呼んで区別することもあります。 ブラウザの設定などで
                使用されているときの意味は このようなもののことです。


  ホームページを 公開する仕組み 

■サーバーの場所   : プロバイダのサーバーの利用 と 自前(企業等)でサーバー管理し利用するのとがある。
                プロバイダーのサーバーへの登録は FTPソフトを使用して転送設定し行う。
■プロバイダへの設定 : プロバイダへ設定を申し込むと 次のような情報が メールまたは郵便で送られてくる。
                   転送先サーバー名  ユーザID            パスワード  
                   転送先フォルダ名   トップページのファイル名  ホームページのURL
■FTPでファイル転送 : File Transfer Protocol インターネットのファイルを転送する為のプロトコル(規格)です。
                FTPの種類は多く、ホームページ作成ソフトなどには 付属されていることが多い。
                画像ファイル、音声ファイルなども転送できます。