イラストを描く 
                
インプレス社の 「できる 」を参照 ・  同社ホームページはこちら


                               イラストとは・・・・・・・・(イラストのポイント・ドローとペイント)
                               範囲選択・背景投入・・・(新規画像バックは透明・塗り潰し)
                               レイヤーの追加・変形・・(多数レイヤーで作成・反転作画)
                               手描き作画・・・・・・・(周囲ぼかし・フリーハンド)
                               ボカシと立体化・・・・(焼き込み・スポンジツール・立体作画)
  イラストとは どんなもの?             複数レイヤー纏め・・(結合と統合・残したいレイヤーの登録)

■イラストを描くポイント :
   レイヤーを活用すること・・・・・・・・・レイヤー部品を 多数描いて行けば 大きさ・配置などのバランスを変更して
                           いろいろと描いて行けるようになる
   レイヤーごとに修正するがコツ・・・ レイヤーを重ねて 画像が旨く行かなければ 個別に対処中間レイヤーを
                           レイヤーを多数作成管理すること
   イラスト修正技術は写真にも・・・・ この修正技術は 写真の修整でも使用するので
                           よく学習をしてください
■ドローソフト と ペイントソフト:
   計算された線で描く・ドロー・・・・・ 直線や曲線を 操作しながら描く
                           拡大・縮小しても 滑らかな線を 維持できるのが特徴
   ピクセル集合で描く・ペイント・・・・ ペンや筆で描くのと同じようで ピクセルという 正方形の集合体でできている
                           拡大するの 輪郭がガタガタして見える
   PhotoShop と Illustrator・・・・・ PhotoShopは ドローソフトで イラストを描く
                           Illustratorは ペイントソフトで イラストを描く


  新規画像の範囲選択 と 背景投入 

■新規画像はバックを「透明」で :
   新規画像の立上げ・・・・・・・・・・・ 【ファイル】→〔新規〕→『新規』→《画像の寸法》 例:高さ3cm ・幅3cm
                           →《解像度》 例:250pixesl/in → 《画像モード》 例:RGB(ディスプレイ用)
   背景色を設定する・・・・・・・・・・・・   →《初期表示》「透明」に「レ」マークを入れる → (背景部が格子状に表示)
                             作成画像を 部品として 利用できるようにするため 透明の背景がよい
   次の新規画像の設定・・・・・・・・・ 上記の設定値が 次の新規立上げのときの ダイヤログボックスに 入っている
                           『新規ダイヤログボックス』で <コピー>を「レ」にすると それを次回に使用可
■円の画像を作る :
   正円を作るには・・・・・・・・・・・・・・[楕円形選択ツール/ツールボックス]→(押し続け 「円ツール」を選択する)
                           →(次に正円ツールをパレット上にて直径距離をドラッグ)→(正円作画)
     正円の作成方法・各種・・・・・・正円・正方形のドラッグ : 'Shift'+'ドラッグ'
                        中心から正円       : 'Alt'+'Shift'+'ドラッグ'
■画像(画像)を塗り潰す :
   塗りつぶす範囲を選択する・・・・・ 画像の輪郭を作ってから (背景透明上で・正円などの 図形を作ってから)
                           下記の塗り潰しツールを 使用する
   塗り潰し色 の選択方法・・・・・・・・[描画色・背景色/ツールボックス]→[2色を選択しておく]
                           →<塗り潰しツールオプションで・近い色を選択しておく>
   塗り潰しツール・クリック・・・・・・・・(パレット上にマウスポインタを移動:ビーカーのポインタになる)
                           →(塗り潰し範囲内で クリック)


  レイヤー(部品図)追加 と 変形 

■レイヤーを分けて作って行く :
   図形ごとに 新規レイヤーにする・・後からの修正が 楽になる ・ 部分的に大きさを調整したり・移動したりが容易に
                           一枚に纏めて描かれた画像では 編集部分の選択が面倒
   新規レイヤーは名前で管理・・・・・レイヤーの数は増えて行くので 分かり易い名前を付けて行く
      多くなったら サムネール・・・    数は増え過ぎたら レイヤーパレットに 図形付き目次(サムネール)を表示
■新規レイヤーの挿入 と 耳図形の作成 :
   新規レイヤー操作(2個所より)・・・『レイヤーパレット』→<レイヤー・チャネル・パスの右側の三角矢印クリック>
                           または     →<パレット下部にある「新規レイヤー」のボタンクリック>
   レイヤーに名前を付ける・・・・・・・・   『新規レイヤー』→《レイヤーの名》
                        出来上がっているレイヤーに後で名前を付けるとき :
                           『レイヤーパレット』→<レイヤー・チャネル・パスの右側の三角矢印>
                           →〔レイヤーオプション〕→《レイヤーの名》
片側の耳の絵を描く :
   楕円を描く・・・・・・・・・・・・・・・・・・[楕円形選択ツール/ツールボックス]→(画板上でドラッグ)→(楕円作画)
                           →(パレットより・描画色背景色)→[塗り潰しツール]→(耳に着色)
   傾ける・大きさを変える・・・・・・・・・[楕円形選択ツール]→{右クリック:自由変形}→(ハンドルにより図形を変形)
                           →(図形枠外にマウスポインタ置くと:回転ポインタとなる)→(傾斜させる)
   位置移動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[移動ツール/ツールボックス]→(図形をドラッグ・移動)
                           注意:× 【選択範囲】→〔選択範囲を変形〕は ここでは使用できない
                                 元の図形の上に 新しい図形を加えるときに 使用するもの
■反転させ 両側の耳を完成 :
   まず 「移動ツール」で コピー・・・・・同一レイヤー上で両側の耳を作成のため ・ 耳のレイヤーをレイヤーパレットで選択
                           →[移動ツール]'Alt'+'Shift'+'ドラッグ'→(図形が複成される)
   反転は 「編集メニュー」・・・・・・・・・(上記 複成のものを 「移動ツール」状態でクリック)
                           →【編集】→〔変形〕→〔水平方向に反転〕
   二つの耳を 同一レイヤーへ・・・・・【編集】→〔選択レイヤーを解除〕
                           注意:コピー前の図形だけを変形する場合には レイヤーを変えてコピーする
      二つの耳を別個レイヤーへ・・[楕円形選択ツール]→【編集】→〔コピー〕→(新規レイヤーの名前を投入)
                           →(同じ場所に 図形が複成される)→[移動ツール](ドラッグ・別位置へ)


  手描き作画 

■ぼかしの丸い口周りを作画 :
   ぼかした円を描く・・・・・・・・・・・・・(円の描き方・ 移動 : 前記と同じ)
     ぼかし「選択範囲」より・・・・・・ (鼻のレイヤーが選択されていることを確認)→【選択範囲】→〔境界をぼかす〕
                           『境界をぼかす』→《ぼかし半径》例:5 と投入
     最後に着色をする・・・・・・・・・・[塗り潰しツール/ツールボックス]→(キャンバス上作成円内でクリック)
                           (境界線の外側がぼけて行く)→【選択範囲】→〔選択範囲解消〕
■フリーハンドで 目・鼻を描画:
   新規レイヤーで新しい図形を・・・・ (レイヤーパレットのメニューより「新規レイヤー」を選択)→『新規レイヤー』
                           →《新規レイヤーの名》目・鼻
   描画色を選択する・・・・・・・・・・・・ (描画色・背景色を 色見本より選択)→(描画色を初期状態の黒へ)
     ブラシパレットを選択する・・・・・[ブラシパレット/カラーパレット]→(黒円を選択)→(キャンバス上でクリック)
                           (丸い目が描かれる)
     細目のブラシで鼻を描画・・・・・[ブラシパレット/カラーパレット]→(細目の黒円を選択)→(フリーハンド作業)
                           要領 : マウス操作に慣れるしかない ・
       いろいろな曲線作画・・・・・ [ブラシツール] ・ [エアブラシツール] ・ [鉛筆]などを使用
                           'Shift'キーを押しながら ドラッグすると 直線が描ける
■ヒストリーを使い納得行くまで描画 :
   ヒストリーには20履歴・・・・・・・・・'Ctrl'+'Z'でも 前に戻って行く


  画像に効果(ボカシ・立体化)を付ける 

■覆い焼き・焼き込み・スポンジツール :
   その色を 濃く・黒くして行く・・・・・・[焼き込み/ツールをおし続けるとこれら3種のツールを選択できる]
                           →(何度も同じところをドラッグすると 次第に濃くなって行く)
   その色を薄く・黄色っぽくして行く・・[覆い焼き/ツールをおし続けて選択]
                           →(例:こげ茶であればウォード色へ変えて行く)
   その色を白っぽくして行く・・・・・・・[スポンジツール/上記同様に押し続け 選択]
                           →(2色の境界線であれば 薄い色の側が先に白っぽく変色する)
■立体的な絵に仕上げるには :
   露光量を変える・・・・・・・・・・・・・・[焼込み][覆い焼き][スポンジ]各ツールの露光量を調節できる
                           (各ツールを選択)→ 右側オプション(ナビゲータ等)パレットに調節窓
   明度を変える・・・・・・・・・・・・・・・・同様に (各ツール選択)→右側オプションパレットの左側に明度調節窓
     レイヤーごとに作業・・・・・・・・・微妙な色彩の調整なので レイヤー個別に作業をすることが多い
                           他のレイヤーを隠すには レイヤーパレットの目のマークを外す


  複数レイヤーを一つに纏め 完成 

■結合 と 統合 (レイヤーパネルでの 3操作):
   下のレイヤーとの結合・・・・・・・・・ 直ぐ下のレイヤー(2枚のレイヤー)を1つに纏める
                           2つのレイヤーを 素早く纏める操作
   表示部分の結合・・・・・・・・・・・・・現在表示されている レイヤー(レイヤーパレットに目のマークのあるもの)
                           複数のレイヤーを 1つに纏める
   画像の統合 (最終処理)・・・・・・ 全てのレイヤーを 「背景」レイヤーに纏める
                           Photoshop以外の形式で保存するときに便利
■残しておきたいレイヤーがあるときの処理 :
   透明部分を透明として結合・・・・・・「表示部分の結合」で処理したとき
                           今回の「犬の絵」も 後章の写真合成で使用のため これで結合・保存
   透明部分を背景色にして結合・・・ 「画像の統合」で処理したとき