阪神タイガース 優勝 おめでとう 



       だから 星野阪神は優勝した 
       スポーツ新聞 ・ ホームページより 

      星野監督のチームづくり              監督・関係者への一問一答
      阪神の旧態意識を一掃した            阪神タイガースのデータより
      星野監督自身も変身                関連ホームページへのリンク


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  だから 星野阪神は優勝した 
                            ( 週間大衆 9/29号 )

■星野監督のチームづくり :


   
大リストラ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 昨シーズンが終わると同時に 21人にも及ぶ 大リストラを敢行。
     同時に強力な新戦力獲得・・・・・・・伊良部・金本・下柳という 強力な新戦力を 矢継ぎ早に獲得。
                          待望の「投打の柱」をつくった。
   独自のネットワークづくり・・・・・・「その選手が本当にチームに必要なのか、見極める能力が非常に高い」
                          外国人選手を獲得するにしても 代理人が美味しい話をしてもだめ
                          自分の目・信用している スカウトやコーチの目でないと納得しなかった
                          巨人獲得のレイサムやサンタナについても、「俺なら獲らんよ」と語った
     
スカウトとコーチの布陣・・・・・昨年の失速を教訓に 元巨人の伊藤菊雄 ・ ダイエー西武を育てた故根本
                          の子分と言われた岡田英津也をスカウト部門の相談役に据えた
                          コーチも
 昨年の島野・田淵両コーチに引き続き 達川・水谷・山口の
                          布陣を敷き 自らの考えが チーム全体に浸透するよう配慮した
                          斯様にして 阪神のフロントに意識改革を迫り 実現
   オーナーを意識改革で優勝・・・・星野監督は 補強に関しては球団にプレッシャーをかけまくった ・ 特に 
                          シブチンで知られる久方オーナーからカネを引き出したのは
最大ヒット

                          オーナーの意識を改革したことが 優勝の大きな要因。


■阪神の旧態意識を一掃した :

   外様であったことが好都合・・・・外様である星野監督は 阪神のフロント内に これという人脈をもっといなかった
                          久方オーナーとストレートにやり合う以外には 折衝のパイプがなかった
                          キャンプ地を安芸から沖縄に変更させるなど 果たしていった。
   選手の意識改革にも取組む・・・その最たるものが 大型補強に伴う大リストラ ・ 「このリストラが選手間に
                          緊張感をもたらし、各ポジションで競争意識を高めるために敢行した
     生え抜きの意識改革    浜中・
赤星・檜山・矢野などのレギュラーに危機意識が芽生えた
                          伊良部・下柳は キャンプからして練習態度が違っていた
                      
大阪では タテジマのユニフォームに袖を通すだけで スター扱いされてしまう
                          2軍(ファーム)の選手にまで タニマチがついているのが 阪神の特殊性
                          星野監督は阪神入り後 タニマチ関係者へ甘え防止協力で頭を下げて回った
                          阪神は昔から スターの生抜き選手には 入団時点でトレードなしの空手形
                          しかし星野監督は「生抜きでも特別扱いしない」との方針を 貫いた
   星野監督のマスコミ操作術・・・ 阪神は伝統的に 球団内部の機密が外部へ漏れやすい体質をもっていた
                          在阪マスコミと阪神内部の派閥が裏で繋がっていて 足を引っ張り合っていた
                          そこで、星野監督は 外部に漏洩した場合、犯人を特定できれば止めさせた
                      その代わりに星野は 
番記者の取材には 忙しくとも時間を割き・漏洩皆無にした
                          星野監督が このように体質改善できたのも 外様であればこそだったのだ
                          17シーズン誰もなし得なかった阪神優勝を 2年目でクリアした闘将である

■星野監督 自身も変身 :


    鉄挙制裁がほぼ消えた・・・・・中日時代の専売特許 鉄挙制裁 ・ 怒鳴る前に手が出ていたが ・ 効果なしと
                          いまは その選手の担当コーチを叱り付けるという方法をとっている
                          それも その選手の目の前で ミスした選手にしたら殴られるよりこたえる
    報奨金もない・優勝一字・・・・ 中日時代 潤沢な資金を出す後援者を抱えて 監督賞や報奨金などあったが
                          
阪神へ来てからは 資金はほしいでしょうが それもない
                          優勝という一点が 選手のモチベーションになった





  スポーツ新聞 ・ ホームページより 

                         
■監督・関係者への一問一答  :
  ( 9/16 東京中日スポーツ )

   星野監督・優勝インタビュー・・・・「最高だね。あの超満員の中、タテジマでね。 〜 この日に合わせてくれて感謝
                          胴上げされるより 選手の喜んでいる 顔を見るだけで感激した」
     今年の阪神は?・・・・・・・・・・「あまりにも貯金するんで、本当にひっくりかえされたら どうしようとばっかりの1年
                          9月に入って どうにかなると見えた」
     
ポイントは?・・・・・・・・・・・・・「集中力というか、選手が今年絶対に勝つんだという思いが キャンプから伝わってきた」
                          ポイントの試合:数多くあるが、最初の巨人戦。わたしのミスで追いつかれたが
                          選手は負けなかった ・ 次の日次の日と2連勝 ・ あそこで選手を確信した」

   野村克也(阪神前監督)・・・・・・ 「18年ぶりの優勝おめでとうございます。 長年にわたる球団運営のやり方の間違えに
                          気づき、やっと正しい道を歩みだしたことが勝因の第一と考えます。 〜 」
   吉田義男(阪神元監督)・・・・・・ 「星野監督は夏場に息切れした昨季の反省に立ち、戦力を的確に把握、補強に成功
                          今後は常勝チームを目指して、プロ野球界を関西から 〜 臨んでいただきたい」
   ランディ・バース・・・・・・・・・・・・・18年前のこととは思えないがみんな年をとったね。 星野監督はうまくチームの

                          雰囲気を変えた。 來日するといつも阪神はなんで弱いんですかと聞かれた
                          けれど これからは一番つよいのですよと 答えることができる」
   久方(阪神オーナー)・・・・・・・・・「今シーズンの見事なまでの戦いぶりに心から称賛と感謝の意を表したいと思います
                          これも各選手が キャンプから厳しい練習に耐え シーズンに入ってからも
                          持てる力をフルに発揮・そして 星野監督・コーチ陣・フロントのバックで〜 」

■阪神タイガースのデータより : ( 9/16 日刊スポーツ ほか )

   オーダー (今回)・・・・・・・・・・・@今岡(二/0.342/12本 ) A赤星(中/0.319/1本) B金本(左/0.288/18本)
                        Cアリアス(一/0.271/34本) D片岡(三/0.298/11本) E矢野(捕/0.333/13本)
                        F藤本(遊/0.292/0本) 
                        (投) 井川(16勝5敗)・伊良部(13勝7敗)・ムーア(10勝4敗)
・ウィリアムス(抑え)
         (18年前)・・・・・・・・・@真弓(右/0.322/34本) A北村(中/0.262/3本) Bバース(一/0.350/54本)
                        C掛布(三/0.300/40本) D岡田(二/0.342/35本) E佐野(左/0.288/13本)
                        F平田(遊/0.261/7本) G木戸(捕/0.241/13本)
                        (投) ゲイル(13勝8敗)・池田(9勝6敗)・中田(12勝5敗)・中西(抑え)

   阪神球団史・・・・・・・・・・・・・・・
1935年(昭和10年)阪神電鉄を経営の基盤に、巨人につぐ老舗球団「大阪野球倶楽部」
                          「大阪タイガース」が誕生。 1リーグ時代に4度優勝。 戦後再開1年目の46年
                          藤村冨美男監督を軸に「ダイナマイト打線」と呼ばれ 巨人と人気を二分した
                      
2リーグ分立後(1950年)
 藤本定義監督が率いて62・63年にリーグ優勝したが
                          日本シリーズでは敗れた。 85年吉田義男監督の指揮の下、バース・掛布・岡田
                          の強力打線で 日本シリーズでも 西武を退け 日本一に輝いた
                          村山、田淵、掛布らの多くの人気選手を輩出。 星野仙一監督が就任して
                          2年目で4度目のリーグ優勝を果たした。 オーナーは久方俊二朗阪神電鉄会長。


■関連ホームページへのリンク :  

   阪神タイガース
     公式ホームページ・・・・・・・・阪神タイガース  阪神百貨店 

     ファンページ・・・・・・・・・・・・・六甲おろしを歌詞を見ながら合唱しよう  阪神タイガース歴史研究室 
                          阪神ファンの経済効果  

     星野仙一関連ページ・・・・・・星野仙一のホームページ  星の虎会(阪神と岡山)  

   大阪と阪神・・・・・・・・・・・・・・・・ 大阪のソング集(試聴できます)  
                      谷町マップ 「たに‐まち【谷町】」とは相撲界で、力士の後援者、贔屓(ヒイキ)筋のこと。
                          明治末年に大阪谷町の相撲好き外科医が力士から治療代をとらなかった

   スポーツ新聞のページ・・・・・・・スポニチ  大阪日刊スポーツ  東京中日スポーツ  スポーツ報知
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